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需要と供給について

市場で取引される場において、商品の価格が決まる仕組みの一つです。

簡単に言えば

  • 需要(欲しい量)(英:demand): 商品を欲しいと願う人の数
  • 供給(売る量)(英:supply): お店にある商品の数

価格が決まる仕組み

値段が上がるとき(需要 > 供給)

需要が供給を上回ると、商品が不足し、価格が上昇します。

例えば、Switch2が販売されたが、生産された数が少ない場合、高いお金を払ってでもゲームがしたい人が多いため、値段が上がります。

値段が下がるとき(需要 < 供給)

需要が供給を下回ると、商品が余り、価格が下落します。

例えば、朝に作ったけど、賞味期限が近いお弁当が、夕方にたくさん売れ残っている場合、安くしないと売れ残ってしまうため、値段が下がります。

じゃあ、どれぐらいの価格がいいのか

需要と供給がピッタリ同じになると、値段は安定します。
この時の値段を「均衡価格」と呼びます。

例えば

あるアイテムが1日に100個売れるとします。
そのアイテムを1個100 kcで売ると、100個売れます。
しかし、1個200 kcで売ると、50個しか売れません。
逆に、1個50 kcで売ると、200個売れます。
この場合、1個100 kcが均衡価格となります。

身近な例 - イチゴの価格

夏: 暑くて育ちにくいけれど、ケーキなどで使いたい人はいるため、値段は高くなります。

冬: たくさん収穫されるので、値段は安くなります。

参考文献